親バカ的調査 光化学スモッグ
みなさんこんにちわ。
かき氷を一気に食べるとキーーーーーーンてなるのに、毎回毎回やってしまう親バカ日本代表のくろだです。そして、舌を見せシロップがついているのを見せる。
おそらく、中毒性があるのだと思います。
さて今日は光化学スモッグなるものについて。
光化学スモッグとは
自動車や工場などから排出される窒素酸化物と炭化水素が太陽の強い紫外線を受けると光化学反応が起き、二次的汚染物質(オゾン、パーオキシアシルナイトレート及び二酸化窒素等の酸化性物質、ホルムアルデヒド、アクロレイン等の還元性物質)が生成される。
これらの二次汚染物質が、大気中で拡散されずに(薄まらずに)滞留すると、上空が霞んで、白いモヤがかかったような状態になることがあり、この状態のことを「光化学スモッグ」が発生しているといいます。
よくわからないですね・・・
要は、スモッグは smog (= smoke+fog )で煙霧の意味ですから、工場や車から出る排気ガスはもちろんのこと、いろいろな化学物質が、紫外線の強い影響を受けることで、空がモヤモヤっとする状態ですね。
なので、太陽がサンサンとしていて、気温の高い=紫外線が強い
しかも、これが滞留する。たまっちゃうわけですから、体にいい状態ではないですよねって話です。
光化学スモッグなんて名前でごまかされていますが、なかなかの有害な状態ですよね。
発生条件
発生しやすい時期は、暑い、日差しが強いが条件ですので、4月から10月にかけてです。また、風が弱い日に発生することが特徴です。
特に、日本列島が太平洋高気圧に覆われる7月から8月は気温が高く紫外線も強い安定した天気が続くため、光化学スモッグが発生しやすい気象条件になります。
外で遊ぶのにうってつけの時期に、発生しやすくなっちゃう悩ましいやつなんです。
症状
光化学スモッグ注意報なんてのも発令されますが、そんな状態で刺激を受け続けると、目の刺激やのどの刺激があり、目がチカチカする、涙がでる、のどが痛いなどの症状が出現します。
子ども連れの方々、年配の方はとくに注意が必要ですね。
予防方法
「光化学スモッグ注意報」は「光化学オキシダントの濃度が高く、その状態が継続すると認められることを知らせる注意報」のことで、今は、外にあんまでないでね。健康被害を受けないように注意する必要がある状態ですよって注意報です。
光化学スモッグ注意報が発令されたら、
(1) 屋外での激しい運動は避ける。
(2) 目などに刺激を感じたらすぐ屋内に入る。
(3) 乳幼児、お年寄り、病弱な人は特に注意する。
上記のようなことに注意していきましょう。
豆知識
オゾン層が有害な紫外線から地球を守っている事などから「オゾンは体に良い」というイメージがあるが、オゾンが強い酸化力を持つ点を利用して殺菌・消毒に用いられることからもわかるように、生物にとっては有害なんですね。
これって意外と知られていない。イメージのギャップですね。
最後に
光化学スモッグの発生や注意報については、地域によって差があります。
住まいの状況を確認してみてもいいと思います。
ちなみに、親バカの住んでいる埼玉県は光化学スモッグ注意報が発令される回数がとても多い県です。平成22年には25回の発令があり、その回数は全国第1位だったようです。不名誉・・・
埼玉は、光化学スモッグ注意報の多発県ってことなんですね。
国や地方自治体では、「光化学スモッグ注意報」が発令されないようさまざまな取組を行っているようですが・・・何をしているのかはよくわかりませんよね。
だから、注意報も減らないし、状況が改善されないんだと思いますね。
ただ、上記しているように、いいもんではないのは間違いないので、
「光化学スモッグ注意報」が発令されたときにはできるだけ家の中に入るなど、
一人一人が自己防衛対策をとることが必要ですね。
あと、自動車は、排気ガス出しまくりなので、控えましょうってのが、いいだと思いますが、なかなか難しいですね。
おしまい