モチベーションってなんだ?
「モチベーション」あふれるチーム作り
1.モチベーション
2.チームのモチベーションは掛け算
3.モチベーションの正体は?
皆さんこんばんわ。
親バカ日本代表のくろだです。
今日は、モチベーションについて。
「モチベーション」
サッカー、野球、バレーのようなチームスポーツや、仕事において、チームで行動するということがしばしばあると思います。
「モチベーション」、この言葉はチーム作りを考えるときに、必ずと言っていいほど、出てくるキーワードだと思います。
チーム作りとモチベーションは、もはや醤油モチと海苔のごとくズブズブの関係といっていいでしょう。
「モチベーションが上がらねー」とか、「あいつの今の一言でめちゃめちゃモチベーションが下がったわー」とか、周りで言っているのを聞いた、もしくわ、自分自身がそのフレーズを口にしてしまうこともあったのでは?
とても興味深いことですが、「モチベーション」という言葉を使うのは、そういった声を発するのは、モチベーションが低い人に多いということ。
一方で、モチベーションが高い人は「楽しい」とやりがいを持って行動していて、そもそもモチベーションのことを意識していない無双状態でいる場合が多いと思います。
では、モチベーションって何なんだ?
チームのモチベーションは掛け算
- 普通の状態を「1.0」
- ポジティブ無双状態を「1.1」
- ネガティブ状態を「0.9」
上記のように定義したとする。
自分の所属するチームが、自分がまとめるべきチームが、「0.9」または、「1.1」だったとする。
ネガティブチームVSポジティブチームですね。
所属しているチームの人数にもよるが、拙者はサッカー小僧だったので、サッカーチームで例えてみると、
- 0.9の11乗=約0.31
- 1.0の11乗=1.0
- 1.1の11乗=約2.85となります。チームの戦闘力として考えて下さい。
1.0普通のチーム状態の時と比較すると、0.1の差が、掛け合わさるとこんなに大きな違いを生み出すことになります。
「0.9」と「1.1」を比較すると約10倍くらい戦闘力のあるチームってことです。
これは、当然人数が多ければ多いほど、跳ね上がってきます。大きなプロジェクトや多くの人が関わるものほど差が大きくなるイメージです。
つまりは、チーム作りをするときには、「相手を1.1にできるコミュニケーションをするか、0.9にするコミュニケーションをしてしまうか。」ということが重要な分岐点になるということです。
チームの中に気に入らないやつがいる、嫌いな先輩、後輩がいる。
これはもうどんなチーム、組織でも逃れられないあるあるだと思います。
そんなときに、私は、あなたはどうすべきか。
イライラを相手にぶつけて、相手を0.8に下げる?そして、自分の感情のバランスを1.0保つか、逆に自分の感情をコントロールして、ぐっと堪えて、相手を1.1にするようにコミュニケーションを取るのか。
どっちがいいのか答えは明白だと思いますが、これは自分自身の決断によるところです。できれば、後者でありたいですね。
モチベーションの正体は、「自己重要感」
人は、自分が替えのきかない人でありたい、自分がいかに重要であるということを感じたいという承認欲求をっ持っていると思います。
これを、「自己重要感」とします。
この、自己重要感こそが、モチベーションの正体だと言えると思います。
モチベーションアップとは、自己重要感があがることであり、モチベーションのダウンは自己重要感が下がること。
他人から自分の役割、行動が認められていれば、モチベーションを高く保つことができるし、その逆の場合は、モチベーションが下がってしまう。やる気がでない。
それを踏まえ、もし私が、あなたが、「なんでそんなことしたの?」と相手の行動を認めない、認めようとしない、頭ごなしに否定したとします。
そういったことを言われた側は、自己重要感を下げないように意識します。
「でも」とか「だって」とかという言葉を使うようになり、自分を正当化するために、自分以外の原因のせいにする。
いわゆる「言い訳」です。
先輩が自分を認めてくれないから、やりたいようにやらせてくれなかったから失敗したんだ、周りの人が助けてくれないからできない。
これで、他責傾向のチームの出来上がりです。
「なぜそうしたの?」「なんでできないの?」という「なぜ」「なんで」という言葉を使わないようにチーム内に共有するだけで、組織の力は飛躍的に上がる方向に向くはずです。
でも、私自身もそうですが、この言葉、意外と使っちゃうんですよね。
みなさんもそうだと思います。
この言葉を、自分自身が、チームの誰かが使ってしまったときは、チームメート同士がつっこみ合える、注意し合える関係性ができていればチームの雰囲気づくりとしては、
カンペキであると思います。
少し前まで、管理職という立場で仕事をしていましたが、上記を注意してチーム作りを意識していました。
もし、後輩が、チームメートがやるきがないと思っている人がいたとしたら、自分自身がこの「なぜしたの?」というフレーズを使っていないか、セルフチェックしてみると面白いかもしれません。