賛否両論あり 理想のリーダー・上司たるものの心得え
賛否両論あることをわかった上で、話をします。自分自身の後輩に当ててしまっている部分が多分にあると思います。
ここまでの歩み
私は、某アパレルショップで、15年ほど勤務。
数年前まで、オーナー会社でしたが、M&Aされて、子会社化になりました。
店長、エリアマネージャー、MD、そして現在は、MD統括次長という立場で
仕事をしておりました。
(3月末に退職します。)なぜ退職をというのは、一旦置いといて・・・
現状の世の中
今の社会は、ブラック企業だとか、脱社畜だとか、色々な意見、考えが多様化してきて
います。その時代の"トレンド”、変化に対応していからなければ、淘汰される。
それだけでなく、今までの常識が、非常識になる。そんな時代だと思います。
今までの上司
15年の中には、多くの上司と言われる立場の方と関わりました。
自分の言う通りしないと怒る自己中系、とにかくやれの投げっぱなし系、
今まではこうだったからの過去踏襲系、上ばかり見る自己保身系などなど。
もちろんためになったこともありましたが、今でも意味不明な、心に傷並の言われ方を
されてきたと思います。
特に、オーナー会社時代に社長の秘蔵っ子と言わんばかりに寵愛を受けていた、
ある管理職はひどかった。
今は体制も代わり力が弱まっていますが、つい先日も今の俺のターゲットは、
「◯◯だ」などと息巻き、後輩を攻撃していたようです。
そうするのは期待の現れだとか・・・(大砲で思っきり飛ばされればいい。)
それを聞いて、バシッと悪の所業を社長に伝えました。
何かしらのバツを受けるでしょう。(内容は知りませんが。)
うちの会社に限らず、こういった上司の人は当たり前に存在していると思います。
なぜ
すべての上司がそうではないが、なぜそうなるのか。
答えは、その上司もそうされてきたから。これに尽きると思います。
高度経済成長と呼ばれる時代などは、それで良かったのでしょう。
今の日本を支えていたのは、彼らです。それは、感謝すべきですが、
その時代から脈々と受け継がれ、それが、当たり前だった時代は良かったが、
それは、それは、恐ろしい組織が出来上がった。
インターネットなどで、情報が飛び交い、多様な価値観、意見が生まれ、
今、終焉の時を迎えた。
でも、彼らはそれに気づき始めているが、認めたくない、変わるのが怖い。
彼らも弱い生き物だと思えば少しは、可愛く見えてくるかもしれない。
憎らしいには違いはないが。
理想のリーダーとは
- リーダーというものは、みんなが自分の仕事と義務をわかってくれるように手助けするだけ。大事なのは全体を見ること。
-
それぞれのメンバーが自分のやるべきことを自覚できるように導くこと。成長できるシチュエーションをできるだけ多く提供する。
- 若い意見を聞く。立場にとらわれない。意見を広く求める姿勢。
上記3つが私の考え。
「まずは寄り添い、彼らの成長をつぶさに見つめていきたい。できないからといって詰
め込んだら、良さがなくなる。経験や体験で人は育つと思う。
自ら『これが足りない』と感じる体験をしてほしい。それが成長するための一番のヒン
トになる。
そして、若さは才能!!成長する可能性、伸びしろがある。知らないのは、今後の行動
武器になりえる。それを、一緒に導く、サポートすることがリーダーの役目。
リーダーが1人で戦うこととか、1人でチームを守るとかは、最も遠い気がする。
ボスでも王様でもなく、リーダーでありたい。
ただまーまずはやることやってから。えらそーに言うのはその後だ。
教えられる立場の人、後輩と呼ばれる立場の人達へ
上司だけでなく、同期、後輩色々な人と関わるだろうが、思ったことを表現することを
諦めないで欲しい。過去の自分は、それができなかった。
もちろん、すぐでなくてもいい。
でもなるべく早く、自分がこうしたいから、こうしてほしいと言えるようになろう。
いつか振り返った時に、言わなかったことへの後悔は、
言ったことへの後悔よりずっと痛く感じるはず。
思ったこと、思いは言葉にすべき。口で直接言わなくても方法はいくらでもある。
あなたが、意見を言われる立場のときは、それを受け入れる耳を持ち、お互いの良さを
出し合うことが大きな足し算になっていくはず。
番外編:嫌な上司対処法
- タコだと思う。
- この人達も大変なんだなーと思う。(慈愛の精神)
- 嫌な上司がいたら、戦う構えを見せよう。できれば2人以上で。
- 無理なら逃げよう!!一目散に。
大丈夫。君はひとりじゃない!!